ひろしまGlobal Bridge本学の学生が、地域の方々とともに地域の課題を解決する活動の企画・実施や調査・研究を行う「地域つながるプロジェクト」。プロジェクト活動の一部をご紹介します。◀プロジェクト連携先である廿日市市国際交流協会での会議の様子。活動初期のキックオフミーティングで企画を発表し、フィードバックをもらう。さかたいくほ◀2月に本学で行われた活動報告会の様子。1年間の活動内容をプレゼンテーションとポスターセッションで発表。ひろしまGlobal Bridgeプロジェクトはポスター賞を受賞。15廿日市市国際交流協会の多文化共生の推進に関する要望を見て、活動案を企画。キックオフミーティングでその活動案へのフィードバックを受けた。当初の企画は在住外国人との運動会や料理教室など、コミュニティ形成が中心の企画で、実現が難しかったため、再度企画を検討。ップ制作にあたっては、日本人向けに作成された情報量の多いマップから、外国人の方に最低限知っていただきたい情報を取捨選択し、多言語版に翻訳しました。多言語化は人手も時間もかかる細かい作業で苦労しましたが、地域に持続可能な好影響を与える良い活動ができたと思います。大学のグローバル科目などで学んだことを意識し、在住外国人への聞き取り調査から始め、日々の生活に喫緊で必要なものを制作できたことが成果です。活動終了後もさまざまな反響を頂いており、広島県立図書館に多言語版ハザードマップの寄贈も行いました。教員によるネイティブチェックや、廿日市市総務部危機管理課の方へ協力をお願いし、ハザードマップの最終調整、また廿日市市国際交流協会への最終報告を行う。ゴミ分別表は循環型社会推進課へ訪問し、印刷・配布の許可を取得。2月以降に配布することとなった。制作したハザードマップ・ゴミ分別表を在住外国人がよく利用する施設(外国人相談センター、ショッピングモール、スーパーなど)へ配布。 2023年度に、廿日市市に活動概要住む外国人が暮らしやすい地域づくりに貢献することを目的に活動しました。廿日市市の危機管理課が作成した日本語版のハザードマップをもとに、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、やさしい日本語の5言語に翻訳したハザードマップの多言語版を作成し、廿日市市国際交流協会ほか市内6か所に配布しました。また、同市が発行する既存の多言語ゴミ分別表も印刷し一緒に配布しました。2023年6月2023年9月〜11月プロジェクトリーダー本学の留学生へのヒアリング、外国人へのニーズ調査や協議を重ね、最終的な活動内容を決定。外国人の日々の生活に喫緊で必要であり、効果の持続性があるものとして、多言語版ハザードマップやゴミ分別表を制作する企画とし、多言語化に着手する。2024年1月2024年2月〜坂田 郁穂 さん国際コミュニティ学部 国際政治学科4年広島県立安古市高校出身プロジェクトのあゆみマ地域発見地域と大学をつなげる学び地域発見在住外国人が暮らしやすい地域づくりへ
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