*1 Volatility(不安定さ)、Uncertainty(不確実さ)、Complexity(複雑さ)、Ambiguity(あいまいさ)という4つの言葉の頭文字をとった造語*2 将来の理想の姿を想像し、そこに到達するために今何をすべきか考える方法子どもの頃、ゲームコーナーの景品で『イブ』に偶然出合い、「こんなに良い香りのお菓子があるのか」と衝撃を受けました。イブはキンモクセイやローズなどの甘い花の香りが印象的な香水ガムです。金色のパッケージが高級感を醸し出していました。当時はリフレッシュを目的とするクールミント系のガムが主流でしたが、お口のエチケットが意識され始めたタイミングで、ロッテが良い香りの香水ガムを発売されたそうです。子ども心にもその高級感のとりこになりました。時代の流れによって1995年に生産中止となっていましたが、8月に復刻販売されたそう。もう一度味わえるのが楽しみです。詳しくはこちら「母の日ガーナ」が大反響華やかな香水ガムに魅了09チョコレート『ガーナミルク』は、1964年にロッテが初めて発売したチョコレートです。口どけにこだわり他社との差別化を図った商品でしたが、当時はあまり売れ筋ではなく、私が営業部署に所属していた際には販売促進に苦労した覚えがあります。現在のような看板商品になったのは、2001年のあるスーパーでの催事がきっかけでした。母の日に、カーネーションの代わりに赤いパッケージのガーナを送ろう、というキャンペーンをパートの方が開催したのです。小さなお子さまも気軽に購入できる「母の日ガーナ」は一気に話題になり、売り上げが急増しました。ふとしたことから大きなイノベーションを生み出した事例として、とても思い出深い商品です。広島修道大学は2040年に開学80周年を迎えます。変化が激しく予想困難なVUCA*¹時代において、本学のあるべき姿を描き、社会の変化に対して柔軟に対応するため、上記の「VISION」を掲げました。VISIONを達成するための基本指標・大切な価値観として、6つの「VALUE」も策定。本学が理想とする姿に到達するためにどのようなことに取り組むべきなのか、バックキャスティング思考*²で考え、具体的な事業計画にVISIONを反映させていきます。詳しくはWEBサイトをご覧ください。広島修道大学は、「VISION2040」を策定しましたガムイブ中島 英樹 社長矢野 泉 学長私とロッテガーナミルク2040年の広島修道大学ビジョン開拓者精神:未知(道)を切り拓く挑戦と創造の拠点思い出のお菓子
元のページ ../index.html#9